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制作前に

記述の方法  どう残すか


歴史の記述方法 

歴史を記述するにはいくつかの方法があります。
それぞれの特徴を理解して、自分たちにふさわしい方法を選ぶ必要があります。

1、編年体 「年」が軸
起こった出来事を年代順に記述していく方法。『日本書紀』や中国の『春秋』などがこの形をとっています。
長所 年表的な性格を持ち、資料的な価値が高い記述方法です。
短所 それぞれの事項に関する事柄が長期間に渡った場合、全体的な流れを把握しにくくなりがちです。

2、紀伝体 「人」が軸
各人物を中心に各事項を分類して記述。徳川光圀が編纂を開始した『大日本史』、中国の『史記』などがこの形をとっています。年史では「部門史」がこの形にあたります。
長所 各部門の動きや事項・人物に関して理解しやすくなります。
短所 全体を通して見ると同じ時代が重複して記述されます。このため、時代ごとの背景がつかみにくくなりがちです。

3、紀事本末体 「事」が軸
各事柄について、原因から結果までをまとめて記述。中国の『通鑑紀事本末』などがこの形をとっています。
長所 時代背景や事柄の顛末を把握しやすくなります。
短所 時代の変化と組織の動きが連動しない場合、構成に違和感が生じることがあります。

年史・記念誌の新形式

年史・記念誌は重々しい体裁になりがちです。読み物として若い世代や広く一般の方々にも読んでもらいたいという場合は、形式を工夫するのも一案です。

1、雑誌形式
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長所 親しみやすく、若い世代に対するアピール度が高くなります。
短所 重厚さ、風格に欠ける傾向があります。俯瞰的な歴史の把握がしにくい場合があります。

2、ブランディング書籍(PR本)
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長所 読み物として充実した内容を盛り込むことで、PR効果を上げることができます。内容によっては書店で販売することも可能です。
短所 歴史の記述や資料の公開などが十分にできない場合があります。
※本文内容により、長所・短所は異なります。