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制作手順

スケジュール決定

発刊日が決まったら、制作スケジュールを立てます。スケジュールを立てるには、制作手順と所要時間を把握しておく必要があります。スケジュール通りに進まない場合は、そのつどスケジュールを見直し、日程を調整しなくてはいけません。

一般的な制作手順

一般的に年史・記念誌の制作は以下のような流れで行われます。
STAGE1 編成案の作成
編集方針に基づき、編成案を作ります。 
編成案は、年史の骨格を決定します。
編成案には、以下の部位も含まれます。
 a 前付(発刊の辞・口絵等)
 b 中口絵
 c 資料編
 d 後付(編集後記等)
STAGE2 基礎資料リストの作成と資料収集
必要と思われる基礎資料のリストを作成し、リストに基づき資料の収集に当たります。
一般的な物として以下の資料が考えられます。(<資料収集リスト>参照)
 ・既刊年史
 ・県内外の類似施設年史
 ・事業報告書
 ・各種議事録
 ・会報
 ・社長の年頭所感
 ・各種計画書
 ・各種通達
 ・写真
 ・その他
STAGE3 進行資料の作成
基礎資料に基づいて、以下の資料を作成します。
1 素年表の作成(<素年表>参照)
  歴史の流れを把握するため素年表を作ります。
  素年表は編成案作成の資料となります。
  素年表は目次案作成の資料となります。
  素年表は取材時の参考資料となります。
  同時に、年表の元原稿となります。
2 大要案の作成
  編成案と素年表に基づき、各章の荒筋を作成します。記述内容の確認をおこないます。
3 仮目次の作成
  記述項目の確認を仮目次で行います。
4 執筆要項の作成
  記述の統一を行うため、また誤解のない記述をするため執筆要項を作成します。
  執筆要項は、原稿整理要項ともなります。
5 取材先リストの作成と取材メモの作成
  資料不足の項目について取材メモを作成します。同時に取材先リストを作成します。(<取材メモ>参照)
6 資料カードの作成
  取材によらない方法として、資料不足の部分を資料カードによって補う方法があります。
STAGE4 調査・取材
資料不足の項目を調査・取材します。
STAGE5 写真撮影・複写
口絵部分等のロケハンと撮影を行います。
必要により資料写真の複写を行います。
STAGE6 一次原稿作成
資料に基づき、コラム・特集等を含む一次原稿を作成します。
STAGE7 一次原稿確認
一次原稿の確認をします。文章的な確認は原稿整理後になります。
 a 編集方針との対応
 b 記述内容の過不足
STAGE8 一次原稿修正
修正指示に基づき原稿の修正を行います。
STAGE9 原稿整理・二次原稿作成
原稿整理要項に基づき原稿整理を行い、二次原稿を作成します。(<執筆要項>参照)
 a 執筆要項との対応
 b 用字用語の統一
 c 「てにをは」の確認等
STAGE10 著作権・版権等の確認
引用文・写真・図版について、著作権・版権等との抵触がないかを確認します。
STAGE11 二次原稿の確認
修正内容の確認と文書的な確認を行います。
STAGE12 フォーマットの作成
本文の基本フォーマット・口絵等のフォーマットを作成します。
STAGE13 装丁案の作成
年史としての品格や耐久性を考慮し、表紙廻りのデザインをします。
STAGE14 写真・図版の整理
二次原稿と写真・図版の対応を整理します。
STAGE15 レイアウト・組版
フォーマットに従いレイアウト・組版します。
STAGE16 レイアウト初校
レイアウト初校の確認をします。
 a レイアウトの確認
 b 写真・図版の適否と位置の確認
 c データの欠落の確認
 d 本文・資料編・年表等各部位との整合性の確認
 e 事実関係の確認
 f その他一般的文字校正
STAGE17 配本計画の作成
配布対象・配布方法を検討します。
STAGE18 組版修正
レイアウト初校の修正指示に従い修正します。
STAGE19 レイアウト再・三校
校正は、レイアウト再校までを基本とします。必要に依り三校までとします。
STAGE20 校了
一冊の本としての最終確認を行います。
 a 構成・構造の確認
 b 本文と資料編の対応確認
 c 柱・ノンブルの確認
 d 目次と本文の対応確認
 e 製版指示の確認
STAGE21 製版
印刷のための版を作成します。
STAGE22 色校正・青焼校正
写真の色味の確認を行います。
全般的な最終確認を行います。
必要により再色校を行います。
STAGE23 印刷
印刷レベルの確認を行います。
STAGE24 製本
製本レベルの確認を行います。
STAGE25 納品・配本

スケジュール表を作成する

制作に関わるすべての人が、制作スケジュールを共有していると、進行がスムーズになります。制作スケジュールは表にしておくと分かりやすいでしょう。

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