電子書籍リーダーに思うこと
ここ数年、読みたい本を見つけたときには電子書籍版のほうを購入することが多くなりました。
電子書籍を利用しはじめる以前から自宅の本棚は満杯ギリギリで、要らなくなった本をチマチマと処分して空きスペースを確保、ということを何年も続けており、紙の本が増えるペースを抑えたかったためです。
実際に電子書籍を利用してみると、元が文庫本・単行本サイズくらいの本であれば専用の電子書籍リーダーを使用するまでもなく、読むためのアプリをインストールしたスマートフォンで充分快適に読めるため、かなり便利と感じています。
雑誌や画集の類も電子化されていますが、A4以上の版型になってしまうと今度は専用端末でも原寸では紙面を表示しきれないため、この手の本には不向きな印象でした。
この問題を解消するためにディスプレイを大きくしてしまうと、「どんな姿勢でも片手で読める」という一番(?)の利点が失われかねないというのは分かりますが、それでも何とか、どんな規格の本でも読めるような新製品が出てくれないかと思っています。
編集 AS
重さを量ってみたら、何かわかるかな?
前回できませんでしたので、今回は重量を比較してみます。
ソニー"Reader"(リーダー)のカタログ値は215グラムですが、
少し軽いみたいです。何がいけないんでしょうか?
こちらはKindle(キンドル)3(3Gモデル)です。
カタログ値8.7オンス、約247グラムですが、やっぱり少し足りません。
はかりが壊れているんでしょうか? まぁどうでもいいですけど。
電子書籍端末同士を比較しても、リーダーの方が軽いということはわかりましたが、
これがどれほどの重量かわからないでしょうから、
別のものと比べてみましょう。
四六判の書籍です。並製本でカバーとオビが付いて、別丁扉の192ページ。
カバンに入れていて重いなぁと思ってましたが、
272グラムありましたか(きっと、はかりが少しごまかしてますので、もう少しあるかな...)。
新書判ではどうでしょう。この本、320ページもあって、新書のくせに
重いんだよなぁと思ってましたが、いやはや226グラムありました。
(実は読むのを途中で断念した。)
用紙を選ぶ時に、見本帳で用紙の重量を見てはいますが、
実際に量ってみると、やっぱり紙の本は重いのですねww。
それに対して電子書籍端末の重量が新書並みとは少々驚きました。
キンドルをカバンに入れておいても、案外苦にならないんですよね。
う~ん、重量面では紙媒体より、電子の方の勝ちかなぁ。
てことで、次は別の視点から比較してみることにしましょう。
ほんとはアナログが好き
SONY"Reader"を購入してみた
本日発売されたソニーの電子書籍リーダー(電子書籍端末/電子ブックリーダーデバイス
...正しい一般名称は何だろう?)"Reader"です(PRS-650)。
ハコを開けるとこんなものしか入っていない。
白い方がアマゾンのKindle(キンドル)3です。当然米国版です。
早速"Reader"と比べてみましょう。
画面サイズは同じですが、Kindle 3の方がでかいです。
こんな感じ。
ちなみに、薄さでは
Kindle 3の勝ち。
Kindle 3とは2カ月ほど前からお友達ですので、何ができるのか多少分かってきました。
新しくお友達になった"Reader"は日本の通じる日本国内版です。さて、何ができるんでしょう?
今後、時々独断と偏見でKindleともどもレポートしていきます。
ほんとはアナログが好き