よろしくお願い申し上げます
この4月から青青編集のスタッフに加わりました。よろしくお願い申し上げます。
新しい生活に入ったのを機に、デジイチ(デジタル一眼レフカメラ)を買い替えました。「最廉価の入門機種」から「入門機種」へ、ほんのわずかのグレードアップです。
私の腕のマズサにもよるのでしょうが、前から持っていた機種ではどこか冷たく硬い感じの写真になってしまいがちでした。そのためほとんどそれを使用することがなくなり、使い慣れた高機能コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を用いてばかりいました。
でもいつかはデジイチを使えるようになりたいと思い続けていましたので、編集プロダクションへの参加を切っ掛けに、思い切ることにしたというわけです。
買い替えに至ったもう一つの理由に、私にとって主たる被写体であり続けた子供の成長があります。
元々どうしても満足のいく写真を撮れずにいた私が、素人レベルながらいくらかそれなりのものを撮影できると思えるようになったのは、立ち会い出産を経験してからです。
この世に出てくるために母親と共に、いえ、母親以上に苦しみ努力してきたわが子の生まれたての姿を少しでも良く写してやりたいと、光の加減や構図の決め方に全身が熱くなるほど意を注いでシャッターを切ったところ、それまで自分が撮ってきたものとは一線を画す写真を幾枚か残すことができました。
以来、子供を被写体にする際には自分でも驚くほど集中力が高まるのを感じています。それに伴い撮影の技術も、ごく微細な度合いながら段々向上してきた気がします。
けれども、息子が幼い頃はあんなに写真を撮りまくっていたのに、大きくなるにつれ徐々に「撮りたい!」衝動が減衰し、小学校中学年となった今では数カ月に1度しかカメラを向けない状態となってしまいました。
撮影の動機が小さくなっていくのは仕方がないとしても、まだかなり高い集中力を呼び起こせる(ような気がする)今の内にネット上での評価が高い機種を手に入れ、デジイチを扱う上での技術や感覚を養っておきたい――そう考えての新機種導入です。
購入してから日が浅く、私の腕でどの程度の写真が撮れるのかをまだそれほど試すことができていませんが、GWの期間中、久しぶりに撮りまくってみるつもりです。
編集S
富山の桜

そ して
新聞のコラムや社説に「そして」は絶対使っていない。賭けてもいい。と言ってきた。「そして」は、構造に欠陥があり、つながっていない
文章を無理矢理つなぐ接続詞だ。編集業なら「そして」は、親の仇と思え。とも言ってきた。
しかし、もう撤回しないと賭けに負けそうだ。先月、地方紙のコラムで2回「そして」を見てしまった。
私の賭けの材料をどうしてくれる。
T
春満開

電子書籍リーダーに思うこと 2
先月(2016年2月)のブログで、既存の電子書籍リーダーやタブレット端末ではA4版以上の電子書籍が読みづらい、といったことを書いていましたが、あの後、父が大画面のタブレット端末「iPad Pro」を持っていることがわかったため、それを使って手持ちのA4版の雑誌の電子書籍版を開いて見せてもらいました。
結果は、文字の大きさによっては多少の拡大操作が必要なものの、雑誌サイズでもほとんどストレスなく読むことができました。
iPad Proの画面サイズは262×197(mm)でA4の8割ほどあり、液晶もきれいで、写真なども無理に拡大せずともくっきりと表示できていました。
しかし、読み心地は満足なのですが、持ち運びたくないレベルの本体重量、読書目的だけでは購入しづらい値段などの問題があり、どうにも食指が動きませんでした。
結局、雑誌類をお手軽に電子書籍で読めるようになるのはまだしばらく先になりそうです。
編集 AS