「打つ」と「指す」、「座る」と「掛ける」
1960年代の「校正実務講座」実務教育研究所刊だったと思いますが、ふさわしい用語の対応として、「碁は打つといい、指すとは言わない。将棋は指すといい、打つとは言わない。椅子には掛けるといい、座るとは言わない。」といった趣旨のことが書かれていたように記憶しています。
ところが、読売新聞(2019年3月7日)のコラムに次のような記述がありました。
藤井聡太七段の活躍などもあり、最近、将棋のにわかファンをしている。(中略)「あそこで最善手を指せたことで勝ちを引き寄せましたね」。分かったふうにプロ棋士の談話に頷いたりしている。この方々も最善手のつもりであろう。松井一郎・大阪府知事と吉村洋文・大阪市長が宿願の「大阪都構想」に向け、次に打つとされる一手である。(後略)
大阪府知事と大阪市長のダブル選挙を皮肉ったものですが、冒頭のほうでは「最善手を指せた」と書きながら、しばらくすると「次に打つとされる一手である」としています。将棋を例に書くのであれば「次に指すとされる一手である」ではないかと言いがかりを付けたくなります。
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2019.07.19
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